ぽっかめろん

ゲームとかプログラミングとか

JavaScriptの行末セミコロン

一種のポエムです。自分は行末セミコロンを書かない派です。

仕様

英語版はここです。

和訳

  1. パース中に文法上許可されないようなトークン(offending token)に出会って、かつ以下の条件のどれか1つ以上を満たしていればセミコロンを挿入する
    • offending tokenとその前のトークンの間に1つ以上のLineTerminatorがある
    • offending token}である
    • 1つ前のトークンが ) であり、セミコロンを挿入時にそのセミコロンが do-while 文の最後となるセミコロンとして扱える
  2. EOF
  3. パース中文法としては正しいが、文法の定義で "[no LineTerminator here]" が入っている場所に LineTerminator が出現した場合、パースしているトークンの直前にセミコロンを挿入する

ただし、セミコロン挿入後に空文となるか、for文のヘッダーのセミコロンになる場合は挿入しない

3番目が引っかかりやすいポイントですね。

  return
    true;

とかの奴です。ひとまず ReturnStatement, ThrowStatement, ArrowFunction, YieldExpression に注意すれば問題ありません。

逆に挿入されなくて困るパターンとしては

a = b + c
(d + e).print()

if (a > b)
else c = d

が挙げられています。「行頭にカッコを置かない」ことを守ればよさそうです。最近はあまりIIFEも書かないので困ることも少なそうです。

dotfiles 管理手法の妄想

例によってdotfilesをgithub上で管理していますが、どうもしっくりこないので現在考えている妄想を備忘録的に書いておきます。

現在の不満点

dotfilesの編集が面倒

できるだけホームディレクトリにファイルを展開したくないけど、いちいち vim dotfiles/vim/rc/encoding.vim みたいに書くのが面倒。

これは vim プラグインを書いて解決するべき問題かもしれないです。

そもそもの話として、設定ファイルを分割すると編集は面倒なので、分割をやめるかもっと厳格に分割方法を決める必要がありそうに思えます。

branch を用いた変更がお辛い

例えば最近 vim が true color 対応しましたが、1週間試してみようと vim/true-color みたいなブランチを切って vimrc を書き換えたとします。その間、tmux のアップデートにより何らかの機能が追加され、そちらも試してみようと tmux/new-feat ブランチを切ろうとします。

このブランチはどこから生やすべきでしょうか。あとでやっぱり true color はやめようとなった場合、tmux の新規機能ブランチはどう扱うのか……みたいな話になって面倒そうです。

vim/true-colorから生やした場合、masterへのmerge前にrevertするとか、cherry-pickするとか、歴史を改変するとかはどれも辛い手法に見えます。

masterから生やすとそもそも2つの変更が共存できません。

誰か同一リポジトリでできるいい感じの手法を知っていたら教えてください。

妄想している解決方法

後者の解決にしかならないですが、手法としては homebrew とか vim-plug 系みたいなのと似た手法を考えています。

例えばpopkirby-github/vimのようなリポジトリを作って、それをclone、所定のインストールスクリプトの実行、みたいなことをするツールを作成することを考えています。

変更時はそれぞれのリポジトリでブランチを切ればいいという考えです。

前者は考え中ですが、vim 上で :dote的なコマンドを作ることを考えています。

#RECRUIT_CODE とかいうのを解いてみた

大体Q3に1時間30分ぐらい使った。そこまでは真面目にやってました。

感想

英単語を使う方が悪い。

latexmkを使ってみた

理系ならTeXを使いなさいという圧力を感じたのでlatexmkを使ってみた話です。

TeXのつらいところ

数年前に何度かTeXを使ってレポートを書いたんですが、

  • vimで書く → 何回タイプセットすれば良いのかわからなくて投げる
  • TeXShopで書く → なんだか挙動が怪しいし落ちる

ので発狂してWordを使ってレポートを書くようになってました。でもやっぱりTeXは見た目が良いし理系として使えた方がいいんじゃないかということで再度環境を整えました。使用エディタはMacVimです。

latexmkって何

Latexmk - TeX Wiki
latexのすごいmake

latexmkの設定

~/.latexmkrc を作って、以下の内容で保存。

#!/usr/bin/env perl
$latex        = 'uplatex -synctex=1';
$latex_silent = 'uplatex -synctex=1 -interaction=batchmode';
$bibtex       = 'upbibtex';
$dvipdf       = 'dvipdfmx %O -o %D %S';
$makeindex    = 'mendex %O -U -o %D %S';
$max_repeat   = 5;
$pdf_mode     = 3;

$pvc_view_file_via_temporary = 0;
$pdf_previewer = 'open -ga /Applications/Skim.app';

LaTeXのことはよくわからないのであちこちからコピペして作ったので内容の説明はできません。ただsynctexというものが使えるpdfビューワとして Skim | Home というものがあるらしく、それを導入してます。

vimの設定

.vimrcで、

autocmd FileType plaintex setlocal filetype=tex

if neobundle#is_installed("vim-quickrun")
  autocmd MyAutoCmd BufWritePost *.tex call quickrun#run() 
endif

let g:quickrun_config = {
          \ 'tex' : {
          \   "command" : "latexmk", 
          \   "outputter" : "error", 
          \   "outputter/error/error" : "quickfix", 
          \   "exec" : "%c %o %s", 
          \ }, 
          \ }

で、保存するとpdf出力されてワイワイ。Skim.appに更新を監視して読み込んでくれる機能があるのでプレビューもはかどります。

微妙なところ

latexmkにpvcという「texファイルの更新を監視してタイプセット、それで出来上がったpdfファイルを開く」というオプションが合ってすごいな〜^と思ってquickrunに登録したら、インサートモードが一定間隔でドゥンドゥン鳴るモードになってしまいました。理由はよくわからないです。

WordPressのテーマ開発の環境を整えたお話

タイトルの通り、WordPressのテーマ開発をする機会が発生してるので、どんな環境にしたのかを備忘録的にまとめておきます。

どんな環境?

自動化にgrunt、テスト環境にVagrant
テーマ自体は_sを元に作っていくことに

gruntについて

http://gruntjs.com
いろいろと自動化してくれる凄いもの
今回は grunt-init のテンプレートとして megumiteam/iemoto を使いました。
元からいろいろと入っていて便利なので気が楽で良かったです。

grunt-contrib-watchの追加

ただファイル監視が元には無く、毎回gruntを叩くのも面倒なので別に grunt-contrib-watch を追加しました。

Gruntfile.js中のgrunt.initConfigに渡すオブジェクトに

    watch: {
      options: {
        livereload: true
      }, 
      scss: {
        files: ['sass/*.scss'], 
        tasks: ['compass', 'cssmin']
      }, 
      js: {
        files: ['js/foobar_theme.js'], 
        tasks: ['jshint', 'uglify']
      }
    }

を追加、あとは書いてある通りにloadNpmTasksを呼ぶように。
あとは LiveReloadのページからSafari拡張を入れておく。

vagrantについて

http://www.vagrantup.com
vagrant up で環境が出来る凄いやつ
環境構築スクリプトをまとめたようなものがあちこちで配布されているので、今回はそれを利用しました。
miya0001/vagrant-chef-centos-wordpress · GitHub、通称VCCWを git clone して Vagrantfile ほぼサンプルコピペして終わり。


これだけでかなり凄い感じの環境ができて凄いなと思いました(語彙力不足)

CocoaPodsでMKNetworkKitを入れようとしたら詰まった話

MKNetWorkKitという便利なライブラリがあるらしいけど、CocoaPodsでいざインストールしてCommand-Rすると

f:id:popkirby:20130204202025p:plain

どうやら、

#if NEEDS_DISPATCH_RETAIN_RELEASE
@property (nonatomic, assign) dispatch_queue_t reachabilitySerialQueue;
#else
@property (nonatomic, strong) dispatch_queue_t reachabilitySerialQueue;
#endif

の部分でエラーが起きているらしい。ただiOS 6.0以降だと dispatch_queue_t に対してもARCが有効なはずなのになんでだろうと思っていたら、

#if __IPHONE_OS_VERSION_MIN_REQUIRED >= 60000 // iOS 6.0 or later
#define NEEDS_DISPATCH_RETAIN_RELEASE 0
#else                                         // iOS 5.X or earlier
#define NEEDS_DISPATCH_RETAIN_RELEASE 1
#endif

という感じでARCが有効かどうかしらべてるけど、dispatch_queue_t 自体は OS_OBJECT_USE_OBJC が1であるかどうかで ARC に対応させるか決めてるらしい(<os/object.h> あたり)。



ということは OS_OBJECT_USE_OBJC が 0 になってるということだけど、どうしてだろうと思ったら CocoaPods が気配りを効かせていたせいだった。

f:id:popkirby:20130204203454p:plain

GCDを利用しているライブラリで、GCDのオブジェクトに対してARCが適用されることに対する修正をまだしていないライブラリもそれなりに多い(と思う)から、-DOS_OBJECT_USE_OBJC を標準で付加してるんだと思う。

podspecの方で変えられるようなのでPull Requestを投げるならそっちのほうだろうなあ。

というわけで -DOS_OBJECT_USE_OBJC=1にしたら解決。

診断メーカーするの

発端

つくりました

https://gist.github.com/4226388

つかいかた

  1. consumer Key, consumer Secretを取得して書き換える
  2. Perlをインストールする
  3. cpanとかでNet::Twitter, Config::Simple, LWP::UserAgent, HTTP::Request::Common, Web::Scraperを突っ込む
  4. 実行して言われた通りに登録する
  5. たのしい診断

一回登録すると次回以降は勝手にツイートします。もう一度再設定したいなどのときは config.ini をゴミ箱へシュートして下さい。
繰り返しについては頑張ってcronすればいいんじゃないでしょうか。よくわからない。

大変だったとこ

form-dataをform_dataにtypoしてたのを直すとこ

感想

Web::Scraperになにかすごいものを感じた。
Perlを勉強してみるのもいいかなあと思いましたまる。

補足

そのうち再登録とかに対応したい
WindowsならStrawberry Perlとかいうの使えばいいんじゃないでしょうか。よくわからない。