カラースキームを作ろう【アイドルマスター Advent Calendar 2017 5日目】
この記事はアイドルマスター Advent Calendar 5日目の記事となります。
adventar.org
はじめに
アイドルマスターというコンテンツは、いかに心の中で担当アイドルと向き合っていくかといっても過言ではないでしょう。
その結果から、各々のアイドルの持つ強み、つまり「特色」をプロデュースしていくというものになります。
ところで、みなさんが普段から長時間向き合っているものとはなんでしょうか?
当然、パソコンの画面、特にプログラマの方々にとってはコンソールやエディタになると思います。
つまり、画面を彩る色、カラースキームというのは担当アイドルのようなものだと言えます。
そうなると、俄然カラースキームを自作しようという気持ちが湧いて来ますね。
とは言え、カラースキームの作成というものは面倒臭いものです。
そこで、本記事では、できるだけ簡単・お手軽にカラースキームを作成する方法について述べていきたいと思います。
色を選ぶ
カラースキームの作成ということで、当然色を選ばないことには何も始まりません。
選び方のオススメは、Material Designのカラーパレットから良さげなものを選ぶ方法です。
すでに良さげな色・濃度が羅列されており、何よりGoogleお墨付きの「見やすい色」なので、安心感があります。
Color - Style - Material Design
選ぶ色の数に関してですが、まずは基本となる背景色と文字色、ANSI Color Paletteの16色を決めておくと良いです。
そして、担当アイドルと睨めっこしながら色を選択していきます。これは可愛い緒方智絵里ちゃんの画像です。
背景色
明背景であれば濃度50、暗背景であれば濃度900あたりから選択するのが良いと思います。
特に暗背景については、Blue Grey 900を選択しておけば潰しが効くと思います。
文字色
明背景であれば濃度600-900、暗背景であれば濃度50-100あたりが妥当でしょう。
ここで、背景色・文字色のどちらかで担当アイドルっぽい色を選択しておくと、後の16色の選び方が比較的適当でもそれっぽい見た目になります。
例えば、緒方智絵里ちゃんを見ながら色を選択すると、
- Blue Grey 900 + Light Green 100
- Light Green 50 + Blue Gray 800
のようになります。それっぽいですね。
その他の色
その他の色に関しては、身もふたもないですが、適当な濃度から始めて試行錯誤するのが手っ取り早いと思います。
明背景では濃度800付近を、暗背景では濃度200付近を試していくと良いでしょう。
緒方智絵里ちゃんを見ながら選択すると以下の表のようになります。
明背景 | 暗背景 | |
---|---|---|
Black | Blue Grey 700 | Blue Gray 900 |
Red | Deep Orange 600 | Pink 200 |
Green | Green 800 | Green 200 |
Yellow | Orange 800 | Orange 200 |
Blue | Blue 800 | Light Blue 200 |
Magenta | Purple 800 | Purple 200 |
Cyan | Teal 800 | Teal 200 |
カラースキームにする
色を選んだ後は、実際にカラースキームとしてまとめることになります。ここは利用するソフトウェアによって異なるので詳しくは述べませんが、公開されているカラースキームから近しいものを選んで、色の部分を変更していくのが手っ取り早いです。
おわりに
実際に使用しているVimのカラースキームがこちらとなります。名前はchieryです。分かりやすいですね。
みなさんもどんどんカラースキームを作って公開しましょう。
6日目はcroMisaさんの「im@sparqlで読み取るアイドルちゃんのデータ」です。